リフティング

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リフティングの効果

リフティング

サッカーの基本的な練習方法として欠かせないのが、このリフティングですが、実際の試合で10回も20回もリフティングすることなんてありませんよね。

 

では、なぜリフティングを練習するのでしょうか?

 

 

サッカーの試合における、リフティング練習の効果としては以下5点が挙げられます。

 

  • ボールを思い通りにコントロールできるようになる。
  • ボールを自分の体の部位に思い通りにミートさせられるようになる。
  • 様々な回転のボールをトラップできるようになる。
  • ボールの蹴る場所によってどんなキックになるかが体感できる。
  • 片足でバランスを取りながら、もう片足を自由に動かせるようになる。

 

 

私も数多くのサッカー少年を見てきましたが、実際のところ、リフティングの上手な子供は、サッカーも上手な場合が圧倒的に多かったです。

 

中学生以降になると、また事情は変わってきますが、小学生年代においてはリフティングの上手さとサッカーの上手さはほぼ比例していると言ってもよいでしょう。

 

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リフティングのコツ

リフティングは特別な筋力や持久力を必要としない「神経系」のトレーニングなので、幼児から大人まで修得することは可能です。

 

いえ、むしろ子供のほうが神経系の発達が著しい時期ですので、より簡単にマスターできるかもしれません。

 

 

リフティングをマスターするコツは7つあります。

 

  • ボールをミートの瞬間までよく見る。
  • ボールの真ん中に当てるよう心がける。
  • ボールを高く蹴りすぎない。
  • ボールをできるだけ真上に上げる。
  • 腕でバランスをとる。
  • 上体を起こす(曲げすぎない)。
  • とにかく回数をこなして体で覚える。

 

実はこのコツの中で、もっとも重要なのは「とにかく回数をこなして体で覚える。」です。

 

ようはコツを悩むより、「質より量」と割りきってたくさん練習すれば、自転車のように誰でも一定レベルまではマスターできるものなのです。

 

※いわゆるフリースタイルのようなアクロバティックなリフティングとなると話は別です。

 

 

なお、1週間に1回だけ70分間みっちりとリフティング練習をするよりも、10分ずつでも毎日練習したほうが上達します。短時間でも毎日継続することが上達の早道なのです。

 

リフティングの技と練習方法

リフティング練習はむやみやたらに回数を増やしても、あまり意味がありません。回数にこだわり過ぎると、リフティング以外の練習時間が減ってしまいますので要注意です。

 

どんな部位でリフティングするにしても50回連続してできるようになったら十分ですので、すぐ次のステップに移った方がよいでしょう。

 

 

また、サッカーボールでのリフティングが簡単にできるようになったら、より難しいリフティングボールにチャレンジしてみましょう。

 

 

ステップ1:インステップのワンバウンドリフティング

 

ボールを地面に落としてバウンドしたところをインステップ(足の甲)で蹴り上げ、落ちてきたボールが地面に当たってバウンドしたところをまた蹴りあげるのが「ワンバウンドリフティング」です。

 

リフティングをやったことのない子供は、まずワンバウンドリフティングから始めるとよいでしょう。右足だけ、左足だけ、左右交互と行い、すべて連続50回を目標にします。

 

 

 

ステップ2:ノーバウンドのインステップリフティング

 

ワンバウンドリフティングをマスターしたら、今度はノーバウンドのインステップリフティングに挑戦します。最初のうちは2回連続を目標に、徐々に目標回数を増やしていきます。

 

右足だけ、左足だけ、左右交互と行い、すべて連続50回達成したらクリアです。

 

 

なお、最初は手からボールを離してもよいですが、慣れてきたら手を使わずにはじめめから足だけでボールを地面から上げるようにしましょう。

 

 

また、インステップではなくつま先や足首にボールを当てているようでしたら、おそらく足首に力が入って曲げすぎてしまっていることが原因です。

 

その場合は、足の指をグーにするよう心がけると、足首をまっすぐにしやすくなるのでおすすめです。

 

 

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ステップ3:他の部位(インサイド、アウトサイド、もも、ヘッド)でリフティング

 

インステップ以外の体の部位でもリフティングできるようにしましょう。

 

  • インサイド、ももは右、左、左右交互すべて連続50回を目標に
  • アウトサイドは右、左のみ連続50回。左右交互は難しいので今はパスしてOK
  • ヘッドでは連続50回を目標に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステップ4:歩きリフティング

 

少しずつ距離を伸ばして30mできればOK。インステップから始めて、他の部位でもできるように頑張りましょう。

 

 

 

ステップ5:ジグザグコーンで歩きリフティング

 

マーカーコーンを直線上に5個以上並べて、ジグザグに歩きリフティングをします。インステップから始めて、他の部位でもできるように頑張りましょう。アウトサイドやヘッドは難しいですよ。

 

 

なお、これ以降のステップは、少年サッカーのレベルではないので割愛します。

 

 

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